いわき家ナビ/家づくり木材活用講座
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<第1回>木材と環境

皆さんは木材についてどんなイメージをもたれているでしょうか?

「何となく体によさそう、自然素材、やさしそう、癒される、環境によさそう、」

 など、なんとなく良いイメージを持っている人は多いと思います。
実際、私どもが木工工作教室を開催したりすると、大人も子どもも、皆さん、
本当に楽しそうに熱心に工作に取り組んで
いらっしゃいます。

木というものは人をひきつけるものが、何かあると思います。

私たち日本人は縄文時代の昔から、木とともに生活してきました。
木は、自分自身が動くことが出来ない為、周りの環境を穏やかにして、
周囲の環境を守ります。
人が木のあるところで穏やかになるのはその名残だと思われます。 
また、木を使う事には、地球温暖化の問題も絡んでいます。

   
    2005年に発行した
京都議定書では1990年比で、6%のCO2の削減を日本は国際的に約束しました。
   その中で注目されているのがCO2を吸収する森林です。
   (
実際に6%のうち森林の吸収期待値は3.9%です。
   日本の森林の40%を占める人工林は、苗木を植え木材として使えるようになるのには約50年かかります。
   成長が活発な20から30年のころがもっともCO2を吸収し炭素を固定します。しかし成長が小さくなるとCO2
   の吸収も減りあまり温暖化の防止には役に立たなくなります。
   
つまり
     きちんと手入れをした森林を育て、育った木を使い、また苗木を植えて育てる
     という循環を創っていく

 
   ことが重要になっています。 
   日本の今の木材の自給率は約20%程度です。年間の森林の成長量は約7000万立方M、そして実際に
   使われているのが、1700万立方M程度です。成長量の半分も使わずにいるのです。
   日本の年間の需要量は1億立方M、残りは海外からの輸入に頼っています。つまり、近くの山には、適齢期
   をすぎた木がたくさんあるのにわざわざ、遠い海外からの輸入に頼っているのが今の日本の現状です.

何故日本の木は使われなくなっているのでしょうか? 
日本の木は値段が高いからとか答えが返ってきそうですが、実際はその逆です。
杉材ならば、同じ寸法の外国からの輸入の材より2割くらい安くなっています。
ほとんどの人は木に日本の国産材と外国からの輸入の外材があるなんて
わからないと思います。 
家を建てる時にはちょっと意識してみて
この木はどこの木ですか?
なんて聞いてみるとよいと思います。
そして、材木屋ももっと日本の木が使われるように、
PRや商品開発などをしていく必要があると思います
.

 VOL2へ続く



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